尻尾の先っちょ🔖ユウのお守り本

読書ってラッキーセラピーやん!

星を編む 凪良ゆう

ただ好きなだけで

ただ日々暮らしたいだけで

ただ少し笑いたいだけで
なんで辛いんだろう。

人は自分で自分の今を、未来を決めて進む。
その力があった方がいい。

だけど
人は一人では生きていけない
助け合う、誰かと。
笑い合う、誰かと。

日々ままらないとして、誰に何を言われたって。

暁海も先生も暁海のお母さんも、そして編集者さんも、優しく、柔らかく生きていられて良かった。
温かな温度で終わってくれて良かった。
大切な日々は決して消えない。
そして新しい日々へ続くよ。

幸せなんだよきっと。

人は尊い。馬鹿にされる程惨めな生き物ではない。

人間は面白いとあたしは思う。
凪いだ海も情緒のある海もいい。そんな風に。

凪良ゆう 星を編む

凪良ゆう 汝、星のごとく

「汝、星のごとく」に続いて、素敵な読書体験だったな。

ユウの本の選び方

一言、直感です。
書店に行って購入する時も直感で選ぶ。
確かに、頭の中になんとか賞受賞とか候補とか、読みたい本1位とか。
帯が豪華精鋭だとか、選ぶ材料にはなってる。
けど結局、自分とふと共鳴しあった本が丸○
旬を過ぎることも多いし、種の時もある🌝

自分が読みたい本がわからない、、なんて声も聞く。
とにかく目に止まった本を読んでみたらいい。
手を伸ばした本を読んでみたらいい。"出会い"

それは、装丁かもしれないし、タイトルの響きかもしれない。
あらすじで心が躍るかもしれない。
逆にあらすじで、これはダメだ、、と思う事もある。

有名だからとりあえず読んどこ、より断然良き選択やと思います。

後はインスタ活用するのめっちゃあり!
自分が知らない本に出逢ったりするからあたしも検索するよ🌈

直感で選ぶとその時の自分の状況、状態とリンクしてその本を選んだ理由がわかる。
タイミングが合うってこういう事って。感動する🙌

だいたい邪念(あたしに必要かな、、とりあえず買っとこ)みたいなものがあると自分にとってちょっと違うか〜が多い。
まあ、それもそれで、
数年後に再会するかもしれない。
タイミングやね。

その時。その瞬間を大事にする。

あたしは何度も経験してる。
奇跡みたいなタイミングを🌿🌿🌿
心震わす読書体験を。

だからあたしは、、
選ぶ範囲が増える積ん読を推薦する📚

ありがとう本達🙌
読書はほんま生活と心を整えるセラピーだよ。

やけど買いすぎは注意やで♡

汝、星のごとく 凪良 ゆう

息をつくのも忘れてるんじゃないかと思った。

本を閉じると涙が流れた。
誰かを思い、そして自分を思い。

あたしはなんて綺麗な涙を流してるんだろうと思う程に、この物語は人への"想い"に溢れている。
そして自分を見つめる事。酷く辛い現実も。

はたから見れば、不思議な暮らしかもしれない。

10代から親からもらった痛みに心通わせて、一緒に手を取り合ってきた。
暁美が愛するのは櫂。
同盟を組んだ先生。

色んな形がある。
それは他人がどうこううるさく、そして暇つぶしに噂をする事じゃない。

決定権は本人にある。
幸せは自分で決める。
自分の足で立つ。

不倫の末、先に逝った瞳子
不倫をされ精神崩壊したが笑顔に戻った母。

嗚呼、、大変な毎日や。誰かと関わることは面倒で辛い。ましてや身内の事、目を瞑りたい。

でも、幸せな毎日を願うから続ける歩み。
息苦しさの中で何を目的にしよう。
ただ。自由に幸せに。
祈って。

そして煌めいていて。

汝、星のごとく

ある男 平野 啓一郎

あなたは誰だ。

物語を単純に追っかければ、そういうことか!なるほど!文章が頭の中を拾い上げていてとてもいい。

枝分かれ、、追っかけてみれば、鈍感。
細かく刻んで考えるくせに。
鈍感。

壊したくない幸せをぐちゃぐちゃにかき混ぜて
混ぜ込んでややこしくなる。
固まるんだろうか?
堅苦しくはなる。

これは結末にたどり着くまで少しややこしい話、でもある。

ある男 平野啓一路


しかし結末(結末はどちらが面白いかな?)は、
はっ?なるほどそういう事ねと。

本当に、悪い
憎い
頭回るやつらがいるな、

幸せであれ。

それぞれ幸せであれ。

うるさいこの音の全部 高瀬隼子

頭の中がいっぱいで
胸がいっぱいで

助けて欲しけりゃ
わたし(自分)を掴んで身晒せ

本当にうるさい。自分の心。本音は、、、
どう表現したらいい?
誰に?
誰かが知りたがってる?

少し傲慢なわたしはゲームセンターで息をしている。
小説家とゲームセンターの社員。

賞を取った作品へのおめでとう。
決まって言われる「先生」。
上辺も本音も噛み砕く癖。
いつ、辞めようと言おうかこの仕事を、、お金。

実際、芥川賞をとったこその"読むに至る"作品でした。
言葉の詰め合わせみたいな、ごちゃごちゃ頭んなかで考える主人公が自分と重なるし、
誰にでも経験のある感情が散りばめられていた。

もしくは小説家だから、、かもしれん。
その風景、感情、現実の境界線はどこなのか?

とにかくうるさい。全部うるさい。
メダルの音、、、

うるさい この音の全部 高瀬 隼子

君のクイズ 小川哲

「この気持ちになんて名前をつけよう」
歌詞にでてきそうな、米津さん的な気分で本を閉じ、うーん うぉー なるほどー
静かに、ソウキタカと心の中で呟きました。

君、盲点だったね。囚われていたね、クイズに正解するかしないかに。

想定内の君、君にとってそれは
通過点でしかないかもしれないし、ただの遊びかもしれない。
こちらがどれだけ騒ぎ立てても術中にはまってしまっただけ。

疑われようが、責められようが例えば炎上しようと、それが君の正解ならそうなんだろう。
こちらは時間いっぱい問題を解いてた。
賞金もでないクイズを毎日、夢中で。そしてそれもまた正解なんだろう。

夢中になれる事があるって素晴らしい。その中で気づく事、思い出す事がある。たっくさんある。

しかしクイズを題材に小説を書く発想力、思考がすごい。
今の時代にあってるからこそなるほど、と思えることも💡

あとカバーめくると、、、あら魅力的❗️

君のクイズ 解けないクイズ 難問はおもしろい!

夜明けのすべて 瀬尾まいこ

そうだ、あたしもそうだった。

極力"無駄"に話さないように、"無駄"に動かないように。
必要最低限にとどめたかった。

自分がこれ以上傷つかないように、これ以上孤独を味あわないように。
同じテンションで空気を吸いたくなかった。

あたしは人をさけていた。

だけど本当は、明るくいたい。未来もずっと。
誰かと話がしたい屈託なく。
怖いだけやった。誰かと深く関わる事が。
こころが壊れそうで。
でも
気づいて欲しくて、、、今のあたしを。

PMSの藤沢さんもパニック障害の山添くんもどっちの方が辛いとか辛くないとかじゃなく、本人は辛いんだよ。

出会えてよかったねー。
二人の素の部分が面白くて、笑えて。嬉しくなった。
見れてよかったこうゆう姿を。

病気になったらさ、迷惑かけたくないよね。
でも、誰かは気にかけてくれてる。最初は鬱陶しくても、本当はそれが救いだ。

誰かは見ていてくれてる。
気持ちを軽くしてあげようと。お節介かもしれないけど、それがやっぱり救いだ。

あたしの不安障害も前向きなものと捉えてる。

周りの誰かのおかげで、わたしはぼくは生きて夜明けはやってきた。

夜明けのすべて 瀬尾まいこ PMSのわたしとパニック障害のぼく