一言言ってしまえばあたしの苦手な類である。
復讐
それでも惹かれたのは、
親子と友との絆がそれでもあったからか。
そして"小説"だからかもしれない。
自分の子供や親が殺されたら、、
元服役囚の黒人の父親、酒に溺れる白人の父親。
ハードにスリリングな殺し合い。
そしてここにはLGBT問題も提示されている。
息子たちは婚約していた。
哀しみは刻まれたんだろう。戻らない否定や差別、そして死。
親にはわかって欲しい、、親にだけは。
悲しい復讐劇。
スピーディに読めるので、ぜひ祈りを込めて読んで欲しい。