あたしが本が好きになったきっかけの小説。
当時のあたしは心療内科に通い始め、人には心を閉じた状態だったが、精神的に救いを求めていた。無趣味から抜け出したいと思いふと本屋へ。
たまたま新潮文庫夏の100冊が開催されていた。
小さい頃も本は好きだったし馴染みがあったあたしは、吟味時間に突入。。が一目惚れしたのだ。
はだけた娘に。
それが当たりだった。
当時のあたしに大当たりだった。
限られた時間、限られた世界
限られた抱擁と。
感情が目まぐるしい女達。孤独。
もう一緒に泣いていたみたいなもんだ。
泣きまくった。
うまく言えないこのぐちゃぐちゃな
不愉快なくそな狂ったこの気持ちを
共有してるようで、
思う存分泣いた。泣きまくってぐちゃぐちゃになった。
そして、彼女達のこころができれば穏やかであるようにと思った。
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本はお守り。
あたしにはとても温かい神様みたいなお守り。
ありがとう。