尻尾の先っちょ🔖ユウのお守り本

読書ってラッキーセラピーやん!

花宵道中 宮木 あや子

あたしが本が好きになったきっかけの小説。

 

花宵道中

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当時のあたしは心療内科に通い始め、人には心を閉じた状態だったが、精神的に救いを求めていた。無趣味から抜け出したいと思いふと本屋へ。

 

たまたま新潮文庫夏の100冊が開催されていた。

小さい頃も本は好きだったし馴染みがあったあたしは、吟味時間に突入。。が一目惚れしたのだ。

はだけた娘に。

 

それが当たりだった。

当時のあたしに大当たりだった。

限られた時間、限られた世界

限られた抱擁と。

感情が目まぐるしい女達。孤独。

 

もう一緒に泣いていたみたいなもんだ。

泣きまくった。

うまく言えないこのぐちゃぐちゃな

不愉快なくそな狂ったこの気持ちを

共有してるようで、

思う存分泣いた。泣きまくってぐちゃぐちゃになった。

 

そして、彼女達のこころができれば穏やかであるようにと思った。

 

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本はお守り。

あたしにはとても温かい神様みたいなお守り。

 

花宵道中 宮木あや子

ありがとう。